人文・思想: 2010年1月アーカイブ
宇宙のデータベース「アカシックレコード」読み出し術
未来を知って幸せになる本(如月マヤ著)
<マキノ出版>定価1,400円+税
目次は次の通りです。
第1章 アカシックレコードとは
(いまという時代が求めている/過去から未来までのすべての記録の貯蔵庫 ほか)
第2章 「如月マヤ」のできるまで
(リアルな夢ともう一つの世界/心霊体験への恐怖と守護霊の存在 ほか)
第3章 アカシックレコードの読み方
(魂の方向性を再確認する作業/頭を素の状態にしてリラックスすることが大切 ほか)
第4章 アカシックレコードの人生へのいかし方
(リラックスできる対象によって読みやすさが異なる/最初にすべき質問 ほか)
第5章 アカシックレコードで人生が変わった体験者からの報告
(意識を“蓄積湖”の中へ降ろしてストーリーを組み立て知らないこともリアルに描いている私/夢で知らされた言葉を店のホームページに使ったら売り上げが伸び続けテレビにまで取り上げられた ほか)
歴史上の予言者もアクセスしていた
アカシックレコードを読むための本です。
具体的な方法がわかりやすく書かれている上に
導入CDもついているので、
興味ある方にはお勧めです!
問題の本質を解き明かす
実存と現象学の哲学(山口一郎著)
<日本放送出版協会>定価2,200円+税
目次は次の通りです。
1)出会いについて問う
2)「ただ感じること」と「自分の感覚」、そして知覚
3)「過ぎ去り残りつつあるもの」と「気づかれない予感」
4)「出会いのとき」から生まれる心の時間と時計の時間
5)身体をめぐる脳科学と現象学、因果と志向性
6)心と身体の相互関係
7)現象学の方法と自然科学の方法
8)無意識の現象学への導入
9)感情・本能・衝動
10)私の感覚とあなたの感覚の区別の源泉としての間身体性
11)客観的時間と空間の成り立ち
12)幼児期の「生得的汝」との関係と成人の「我汝関係」
13)出会いと倫理
14)異文化に育った人々の出会いの可能性
15)問いの筋道を振り返って
人と人との応対の仕方に重点を置き、
他の人といかに喜びや悲しみを共にしながら生きていくのか、
その現実と理想を考察し、
「他者の痛みに触れることができるのか」などの
問題の本質を解き明かす書です。
正直、かなり硬い内容です!
とはいえ、部分部分でとっても興味ある記載がありました。
全部を読むのではなく、
興味ある部分のみの拾い読みでも
十分得るところはある本だと思います。
納税日本一のお金持ちが教える幸せのつかみ方
千年たってもいい話(斎藤一人著)
<マキノ出版>定価1,600円+税
目次は次の通りです。
第1部 千年たってもいい話
(「人間、生きていれば必ず悩みがある」は大うそ/もめ事は「私、変ですから」のひと言で防げる/さらに幸せを呼び集める「幸せだなあ」の口ぐせ/毎日楽しく暮らすことがあらゆる成功の絶対条件/「わくわく」したらやる、しなければやらない ほか)
第2部 一人さんとお弟子さんの不思議な話
(楽しい不思議な話/一人さんはディズニーランドより楽しい!/もっと幸せになるための「魔法の言葉」/納税日本一になるための秘密/都心にビルが建つより誇らしい話 ほか)
成功の仕方、
幸福になる方法、
病気の治し方、
そして天国に行くコツが分かる本です。
一人さんの本特有のCD付です。
一人さんの生声を聞いていると
なんだか元気が出てくるから不思議です。
書いてある内容は、
結構一般的な常識とはかけ離れているので
好き嫌いがあると思いますが、
個人的にはとっても好きです。
自分自身の生き方のチェック表となりうる本です!
成功は「引き寄せ」られるか
法則の法則(一条真也著)
<三五館>定価1,500円+税
目次は次の通りです。
第1部 法則への招待
(法則本ブーム/引き寄せの法則/マーフィーからマーフィーまで ほか)
第2部 法則の正体
(人間は法則を求める動物である/月と占星術と錬金術/法則の追求が科学を生んだ ほか)
第3部 法則の法則
(キリスト教と無限なる欲望/仏教に近づく現代物理学/幸福になる法則 ほか)
なぜ、「法則」などというものが存在するのか?
そして、
いったいどんな「法則」があるのか?
「法則」を知った者は、
本当に仕事がうまくいき、
成功して
、愛を得て、
幸せになれるのか?
本物の法則とは何だろう?
法則の法則はあるのかという興味深いテーマの本ですが
最終的には、
第1の法則:自分を生んでくれた親に感謝すること
第2の法則:世のため人のために志を立てること
の2法則に集結するようです。
ここに至るまでの諸法則の旅は、
とってもためになるし楽しめます!
仏教が教える少欲知足
けちのすすめ(ひろさちや著)
<朝日新聞出版>定価1,200円+税
目次は次の通りです。
序章 今の不安はどこからくるのか
1章 不安は見えない欲望の裏返しです
2章 「けちの哲学」を持つと楽になる
3章 心を惑わした大量消費社会のツケ
4章 人生の危機と生活の危機は違う
5章 これからは「少欲知足」で生きる
お金、
仕事、
老後はどうなるのだろう?
100年に一度と言われる大不況を生き抜く知恵です。
資本主義の問題点をズバリ指摘していますが、
とっても的を得ていると思います。
本来の自分自身のあり方で
楽に生きるための知恵が詰まった本です。
ほっとする老子の本
がんばらなくてもいい(本田信一著)
<徳間書店>定価1,200円+税
目次は次の通りです。
はじめに 今、なぜ「老子」なのか
第1章 偉くなんかならなくていい
―「笑い」の逆転発想がものの見方を変える
第2章 学ばなくていい
―ときに、知識は毒になる
第3章 がんばらなくてもいい
―すぎた努力は自分をなくす!
第4章 そのままでいい
―老子の「道」とはなにか?
第5章 ゆっくり生きればいい
―ほっとする「老子」のことば
ヘタなビジネス書より「老子発想」。
生きるのがラクになる5つの心のサプリです。
読んでいるうちにこころがどんどん軽くなってきます。
頑張りすぎている方にはお勧めの本です!
新たな人生の指針
頂きはどこにある?(スペンサー・ジョンソン著)
<扶桑社>定価933円+税
谷間に住む不幸な若者。
彼は、まだ見ぬ世界をもとめて必死で山の頂きへと登り、
そこで不思議な老人に出会います。
老人が教えてくれたのは、
「山と谷の対処法」
仕事と人生における良い時期と悪い時期を思いどおりに操るスキルだったのです!
世界的超ベストセラー『チーズはどこへ消えた?』の
スペンサー・ジョンソンが贈る、新たな人生の指針です。
薄い本ですが、
人生でとても大事なことを、
わかりやすく教えてくれる本です。
この本を読むと人生観が変わると思います!!
自然の法則からのヒント集
自分を開いてみよう(森眞由美著)
<PHP研究所>定価1,333円+税
目次は次の通りです。
第1章自らの直観に基づいて
第2章人生の「変革期」は今・・・・
第3章愛と調和に満ちた人々
第4章地球大学、これから
人として生まれた真の豊かさ、
ありがたさを味わえるような生き方への鍵は、
私たち自身の中にあります。
自らを縛り重くしている、
自分たちの中にある「こだわり」を捨て、
自然の法則に従って自分を開いてみることを提案する書です。
ちょっと文章が硬いので、読みづらい感はありますが
根底に流れる考え方には共感できます。