人文・思想: 2015年11月アーカイブ

初女おかあさんから娘たちへ

目次は次のとおりです。

1 初女さんから教わったこと
(ひとつめの小石/家族はこの世の修行/愛されたいという思い/いのちの台所に立つ/ふたつめの小石が ほか)

2 深き森の語らいー佐藤初女×田口ランディ 2014年11月24日
(深き森の語らい・対談/深き森の語らい・分かち合いの時)

森のイスキア佐藤初女さんと出会って田口ランディさんが体験した「気づき」と「変化」。
15年の交流を経て明かされる魂の軌跡を描く書です。
読んでいるだけでなんだか心落ち着いてくる書です。

<印象に残った一文>
「体は自分で元気になれる。それを信じてあげられるのは、自分だけでしょう。」

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日本企業の倫理とトイレ掃除の精神

目次は次のとおりです。

第1部 日本企業の倫理
(「時は金なり」の本当の意味ー『プロ倫』が現代人に教えること/「遅刻」と「おしゃべり」-日本人は本当に勤勉なのか?/「まねる」と「禁止」-伝統的コミュニティ内のしつけ法/掃除・イズ・マネーー日本における「科学的管理法」の導入/5Sの進化ー本田宗一郎はなぜ掃除にこだわったのか?/ディズニーランドの掃除ー日本の掃除と何が違うのか?/目的志向と手段志向ーピカピカに磨き上げる意味は何か?)

第2部 トイレ掃除の精神
(「やらない理由」は聞きませんー松下幸之助が自分でトイレを掃除した理由/「自力」から「他力」へー従業員たちに宿る心/ウェーバーの警鐘ートヨタが掃除をやめたらトヨタでいられるのか?)

「凡事徹底」忘れるなかれーー。
本田宗一郎は昭和28年、ホンダ社内報の創刊号で「働らく者の徳義心」と題して掃除や整理整頓の大切さを説き、
松下幸之助は大正12年、正月を前にして工場のトイレを自分で掃除した。
名経営者はなぜ掃除にこだわったのか?
20世紀初頭、ドイツの社会学者マックス・ウェーバーは、
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』の中で、
禁欲的なキリスト教徒たちが近代資本主義の発達を支えたことを解き明かした。
同時にウェーバーは、儒教の国では近代資本主義を発達させる原動力が働かないと指摘した。
しかし日本は、欧米とは違う「精神」を支えとして、
資本主義を発達させてきた。
その「精神」は、トイレ掃除の中に隠れているのである。
面白い切り口の本です。

<印象に残った一文>
「恐らく掃除は、根源的な、人間的な精神を構築するために大切なものだと思います。」

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98歳現役医師の“元気に長生き”の秘訣

目次は次のとおりです。

第1章 98歳で現役の医師、衰え知らずの頭脳と記憶力、頭の中を明晰に保つ方法。
(昨日食べたものや会った人、出来事を思い出す。そうすることで浅い記憶をより深く脳に刻めます。それがもの忘れ防止に役立つと信じています。/午後に数字パズルをします。脳にいいかどうかは不明ですが少なくともリラックス効果は抜群、完成すると達成感もあります。 ほか)

第2章 毎日の階段の上り下り、食事はいつも腹八分目、からだの元気をつくる生活法。
(朝ごはんはパンでも果物でも何でもかまわないのです。健康や長寿のために必ず食べるものはありません。唯一決めているのは食べ過ぎないことです。/今も週に1回は外来を受け持っています。毎日の階段の上り下りも含め昔とあまり変わらない生活をするのがいいようです。 ほか)

第3章 精神の健康を保っているのは、くじけない気持ち、何歳になっても挑戦し続ける心。
(92歳で骨折してしまいました。寝たきりにならなかったのはどうしても家に帰りたいという執念。だから手術のあと必死にリハビリを続けたのです。/「骨は年相応ですが、筋肉は92歳のものではない」医師の言葉は階段の上り下りのおかげ。3階に住んでいてよかったと思いました。 ほか)

第4章 私を医師にした青島での出会い、神様に導かれるようにして開けていった思いもかけない人生。
(「あなたはこれをしなさい」神様が与えてくれたのが医者という仕事でした。それは中国の北京でのこと、私は27歳でした。/充実した病院の仕事を辞め清水先生のもとで手作りの診療所を開きました。迷いに迷った末に歩き始めたまったく新しい道でした。 ほか)

朝のくだもの、階段の上り下り、少しでも人の役に立つこと。
92歳で大腿骨骨折、寝たきりにならなかったのはどうしても家に帰りたいという執念でした。
98歳現役医師の生き方はいろいろな気づきを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「目の前のことに対して、できる範囲のことをしようと思っています。」

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「自律神経の名医」が開発したCD

目次は次のとおりです。

第1部 なぜ、聞くだけで、自律神経のバランスが整うのか?
(そもそも自律神経って、どういうものなの?/自律神経ってどんな働きをするの?/自律神経のバランスが崩れると…/では、音楽を聞くとどうなるの?自律神経のバランスが整って、体のパフォーマンスが上がる/実際にCDを聞くとどうなるの?読者モニターにCDを聞いていただき、その前後の自律神経を測定しました!/自律神経には4つのタイプがあります!/ではチェックしてみましょう!/このCDを聞くと…バランスがよくなる パフォーマンスが上がる/曲のイメージ/ヒーリング音楽とはここが違います!/音楽はこんなふうに聞きましょう!)

第2部 なぜ自律神経が「健康のカギ」なのか?
(私が自律神経に注目したのは、これが理由でした/自律神経は自分でコントロールできるものです/過去や未来をイメージすることが大切です/体のパフォーマンスを上げる「カギ」ってあるの?/音楽にはこんな効果があるのです/効果をさらに高める方法(3行日記を書く/アロマ/呼吸/ストレッチ)/脳にアルファ波が出て、毎日ぐっすり眠れるようになる/聞きながら「自分のストーリー」を作ってみよう)

「自律神経の名医」が開発したCDで体の不調やストレスがみるみる消えていく!
頭痛、肩こり、不眠、疲労、食欲不振、更年期障害も改善するそうです。
日々CDを聴いていますが、確かに癒やされて心落ち着くCDです。

<印象に残った一文>
「人間の脳は、本能的に音楽を「快」と感じるようにプログラムされている。」

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禅的思考67

目次は次のとおりです。

第1章 平常心を養う
ー「不安」「評価」が平気になる練習

第2章 かたよらない、とらわれない、こだわらない
ー「失敗」「後悔」を引きずらない練習

第3章 「思い通りにならない現実」を受け入れる
ー「損得」「白黒」で動かない練習

第4章 煩悩に悩まされたら、こう抜け出す
ー自分の「身の丈」で生きる練習

第5章 嫌われても、やるべきことはやる
ー「いい人間関係」をつくる練習

第6章 「今・ここ」に、心を、集中する
ー「ざわめく心」を静める練習

こだわらない、気にしない、考え込まない、悩まない。
「自分は自分、人は人」
すると、周囲の目がまったく気にならなくなります。
肩の力が抜けて軽くなる本です。

<印象に残った一文>
「その時、自分が置かれたその場所で、自分のできることを全力でやっていく。」

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プロフェッショナル仕事の流儀

目次は次のとおりです。


1 すべては、自分を信じることから
2 強みを知り、強みを伸ばせ
3 いまやるべきことを、見極めろ

4 オープンな心が、成功を導く
5 初心を忘れなければ、人は必ず成長する
6 不安がなければ、大きな成功は勝ち取れない

不安の中に成功の芽がある。
生き方の流儀、仕事への向き合い方、スランプ脱出法…。
超一流に学ぶ、生き方の極意です。

<印象に残った一文>
「速くて一人前、優しくて一流」

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宇宙で最強の力「ザ・パワー」

目次は次のとおりです。

ザ・パワーとは何なのでしょう
感情のパワー
感情の周波数

ザ・パワーと創造
感情こそが創造
人生はあなたに従います

ザ・パワーへの鍵
ザ・パワーとお金
ザ・パワーと人間関係

ザ・パワーと健康
ザ・パワーとあなた
ザ・パワーと人生

欲しいものを全て手に入れる方法、
宇宙で最強の力「ザ・パワー」に関する案内書です。
全ての発見、発明、人間の創造は、
このパワーからやってきます。
完全な健康、素晴らしい人間関係、やりがいのある仕事、幸せな人生、欲しいものを全部手に入れるために必要なお金など、
全てはこのパワー(The Power)からもたらされます。
人生をより良くするために押さえておきたい本です。

<印象に残った一文>
「あなたは磁石なのです。」

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現代人の自然欠乏による「身体感覚の衰え」

目次は次のとおりです。

第1章 森と川と海のこと
第2章 食べること、住まうこと
第3章 子どもたちと教育のこと

第4章 虫のこと、動物のこと
第5章 五感のこと、意識のこと

第6章 聞くこと、話すこと
第7章 これからの日本のこと

豊かな自然と付き合う中で、身体を使って暮らしてきたはずの日本人。
解剖学者・養老孟司とナチュラリストのC.W.ニコルが、
現代人の自然欠乏による「身体感覚の衰え」を語る書です。
眼から鱗の内容です。

<印象に残った一文>
「気持ちと結びつく日本語」

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生きることを“奪い返す”ための哲学

目次は次のとおりです。

第1章 すべてはお前のせいだろう!
第2章 初めての田舎、果てしなき後悔
第3章 まぬけ農夫一年坊、「師匠」を発見する

第4章 アロハで農夫デビューまずは田起こし
第5章 泥にまみれて労働の悦びを知る
第6章 いよいよ田植え目前、水をめぐる親分との闘い

第7章 農業神話の偽善を暴く、虫との六カ月戦争
第8章 ムラ社会が教える贈与経済入門

第9章 田んぼよ、稲穂は揺れているか?
第10章 この社会を生きのびるには!?

朝日新聞大好評連載「アロハで田植えしてみました」の著者が、
その体験のすべてを描いた書き下ろしした、
生きることを“奪い返す”ための哲学書です。
ユニークの生き方は学ぶことも多いです。

<印象に残った一文>
「人間は社会を構成しないと生きていけない弱い動物だ。そして、社会を安定させるのに、超富裕層なんていらない。」

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その時、輝いていた人々

目次は次のとおりです。

大地との接触
「大地との接触」承前
血まみれの手

非ハムレット型
湖底の碑文
一ドル少年

ヴェネツィアの宿で
現代版モーセとの旅
星を見た人

砂漠の流儀
不思議な発端
難関だらけの兵站

小さなアフリカの奇蹟
風のもたらす便り
経理係としての神

勝者もなく敗者もなく
達成を祝する言葉/泪橋の上で

私に人生で本当に重大な使命を教えてくれた人は、
しかし、ごく普通のおばあちゃんの姿をしていたのだ。
人生の醍醐味を教えてくれる珠玉のエッセイ集です。
色々な気づきを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「人間は勝っても勝った顔をしないもの。」

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実践術

目次は次の通りです。

1 レジリエンスを身につける
(「レジリエンス」とは何か?/どうやって獲得するのか?)

2 レジリエンスを応用する
(メンタルクライシスに先手を打つ/チームワークへの応用/危機を乗り越える組織のためのレジリエンス)

レジリエンス(逆境に打ち勝つ力)を、個人のメンタルの危機の回避だけではなく、
不屈のチームワークの発揮、危機を乗り越える組織力に応用する実践術です。
色々なヒントが詰まった本です

<印象に残った一文>
「企業が危機を乗り越えられるのは、結局組織として最適な行動を取れる「人間力」によるものではないかと思うようになったのである。」

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家選び&住まい方の極意

目次は次のとおりです。

第1章 引っ越したいと思ったら
(絶対に動いてはいけない時期がある/良い不動産会社はこうして引き寄せる ほか)

第2章 家を借りる・買う・建てる時に注意すべきこと
(内見には「三種の神器」が必需品/足の裏は家のオーラを感じ取るアンテナである ほか)

第3章 魔を寄せつけない住まいづくり
(大掃除こそが最強の浄化法/音霊で気を一新する ほか)

第4章 幸せを引き寄せる暮らし方
(光と風で「気」を変える/「おもと」で幸せを引き寄せる ほか)

特別編 悩み別 住む人を幸せにする家はこうしてつくる!
(恋愛や結婚がうまくいく家/子どもが勉強するようになる家 ほか)

住まいが人を幸せにも不幸にもする。
仕事・結婚・金運…人生を充実させるための家選び&住まい方の極意を伝授してくれます。

<印象に残った一文>
「片付けができない人は人生も片付けられない。」

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新装版で登場!

目次は次の通りです。

1 原則編
(制限する/本質に迫ることだけを選ぶ/シンプルにする/集中する/習慣化する/小さくはじめる)

2 実践編
(シンプル・ゴール/シンプル・プロジェクト/シンプル・タスク/シンプル時間管理/シンプル・Eメール/シンプル・インターネット/シンプル・ファイリング/シンプル・コミットメント/シンプル・ルーチン/シンプル・デスク/シンプル健康管理)

人生はシンプルなほどいい。
「大切なこと」だけに集中して、それ以外は取り除く。
これだけであなたの毎日は楽しくなる。
ストレスだって減る。
さらに、今よりもずっと生産的になれる。
シンプルライフの世界的人気ブログ「Zen Habits(禅的生活)」のエッセンスをまとめたロングセラー書です。
面白い切り口の本です。

<印象に残った一文>
「人生をシンプルにする2つのステップ・大切なことを見極める・それ以外のものを取り除く。」

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「失敗は成功の母」を科学的に実証

目次は次のとおりです。

プロローグ 失敗に学ぶ
第1章 失敗とは何か
第2章 失敗の種類と特徴

第3章 失敗情報の伝わり方・伝え方
第4章 全体を理解する
第5章 失敗こそが創造を生む

第6章 失敗を立体的にとらえる
第7章 致命的な失敗をなくす

第8章 失敗を生かすシステムづくり
エピローグ 失敗を肯定しよう

恥や減点の対象ではなく、肯定的に利用することが、失敗を生かすコツ。
個人の成長も組織の発展も、失敗とのつきあい方で大きく違う。
さらに新たな創造のヒントになり、大きな事故を未然に防ぐ方法も示される。
「失敗は成功の母」を科学的に実証した書で、日本人の失敗に対する考えを大きく変えます。
いろいろな気づきを与えてくれます。

<印象に残った一文>
「失敗を避けるには、個人としては「逆演算」と「仮想演習」集団としては「暗黙知の表出」と「出力型学習」が最も重要なのです。」

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