人文・思想: 2016年2月アーカイブ
「自信」が湧きだす不思議な冒険
臆病な僕でも勇者になれた七つの教え [ 旺季志ずか ] |
ワクワクして、勇気が湧いて、しかも涙がこぼれる。
テレビドラマ界の大人気脚本家がはじめて放つ、
最高の冒険ファンタジー小説が誕生。
青い髪に生まれた少年キラは、どうやってコンプレックスを克服して一歩を踏み出すことができたのか。
壮大な世界観とともに描かれる、新しい自分に生まれ変わる「心」のつくり方。
いろいろな気づきを与えてくれる本です。
中三の娘にも読ませてみます。
<印象に残った一文>
「最初の一歩が一番怖いけん。それは見えない橋に踏み出すような勇気がいる。ほなけど、踏みしめた足元に橋がかかる。」
人気シリーズ最新刊!
管見妄語 できすぎた話 [ 藤原正彦 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 祖国に対する誇りと自信
(世界一の光と影/スコットランドの誇り ほか)
第2章 国民エネルギーの壮大な無駄
(神様の御意見/私は大いに慌てた ほか)
第3章 人生とは別れの堆積
(グローバル人材という幻想/渾身のジャンプ ほか)
第4章 国家百年の計をわきまえぬ頓珍漢
(人間を育てずして/無言の圧力 ほか)
第5章 文明は後戻りできない
(指させばふと消えて/孤高のテノール ほか)
辛辣さとユーモアで物事の裏に隠れた本質を看破します。
ある時はスコットランドで純真な女学生の祖国愛に打たれ、
ある時は初夏の夕闇に舞う蛍に亡き父母を想い、
またある時は先達が培った国家百年の計を揺るがす頓珍漢を一刀両断にする。
自在に題材を捉えつつ、一見些細に見える出来事から、
埋もれていた世の中の真理をすくい取る
『週刊新潮』人気コラム単行本第6弾です。
いろいろな気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「作家というものはな、一作でも駄作を書いたらもうそれまでなんだ。」
できるまでやる、何度でも、何度でも
努力は天才に勝る! [ 井上真吾 ] |
目次は次のとおりです。
第1章 決戦前夜
第2章 生活のなかに自然とボクシングが組み込まれている
第3章 基礎が大事。近道はない
第4章 ベストを尽くせるように環境を整えるのが親の役割
第5章 どんな挑戦も受けて立つ。わくわくする相手とやりたい
井上尚弥、拓真兄弟対談(ときどきお父さん)
できるまでやる、何度でも、何度でも。
井上尚弥最年少世界2階級制覇はいかになされたか。
日々のトレーニング法からコミュニケーション術に至る秘訣をすべて披露してくれます。
ユニークな子育て論や井上兄弟による特別対談も掲載してあります。
色々なヒントが詰まった本です。
<印象に残った一文>
「その分野で一流と言われるレベルに達するには、一万時間の鍛錬が必要という理論」
仏教的〈自然体〉の手ほどき
こころのおまもり [ 小池龍之介 ] |
目次は次のとおりです。
「幸せ」と「快楽」のおまもり
(できることはできる。できないことはできない/「幸せ貯蓄銀行」はどこにある?100%満足理論)
「人間関係」のおまもり
(「わかりなさいッ」シンドローム/わかっちゃいるけど、やめられない)
「自然体」のおまもり
(オリジナリティ、すなわち「歪み」説/「考えるな、感じろ!」/呪文を唱えずに待っててね)
「マインドフルネス」のおまもりー「坐禅瞑想」のすすめ
(“いいこと”も“悪いこと”もみんな幻/おばあさん、川を流れてくる桃を見送る勇気をもってください)
誰もがすぐに実践できて、心がずっとラクになる“読む坐禅”です。
肩の力を抜いて、ひょうひょうと、すいすいと。
人気の坐禅会・発の「人生が前向きになる話」は、心を軽くしてくれます。
<印象に残った一文>
「できることはできる。できることはできない。」
あなたの人生を変える松下幸之助
心をひらく [ ジェームス・スキナー ] |
目次は次のとおりです。
1 願いはかなう
(心の連続体の発見/心をひらく)
2 自分の心をひらく
(熱意をもとう!/苦難を受け入れよう!/武蔵に学ぼう!/雨が降ったら傘をさそう!/くもりのない心で毎日を過ごそう!)
3 人の心をひらく
(相手目線で考えよう!/褒め言葉で終わるようにしよう!/人を信頼しよう!/簡単に許そう!/感謝をせよ!)
4 社会の心をひらく
(模範になろう!/教育に徹しよう!/社会に奉仕せよ!/大きなビジョンを示そう!)
5 正しい生き方へ
(すべてが可能に)
心をひらけば、何でも可能になる、
それを証明したのは、松下幸之助氏です。
『7つの習慣』の訳者が読み解く、
『道をひらく』松下幸之助の成功メソッドです。
色々なヒントが詰まった本です。
<印象に残った一文>
「人生の功績は、全て人の功績であり、その人達が心を開き行動を起こし、難しい状況に遭遇しても簡単に諦めないという結果なのです」
科学にもとづいたノウハウ
どうでもいいことで悩まない技術 [ 柿木隆介 ] |
日常生活には、イライラしたり、不安になったり、緊張したり、
「悩むほどではないけれど、つい気にしてしまうこと」があふれています。
そんな小さなことで、できれば悩みたくない。
そこで、その解決方法を「脳の仕組み」から考え、どのようなアクションを取るべきか、わかりやすく解説してくれます。
たとえば…、イラッとしたら、まっさきにすべきことは?、
ケンカは「謝るが勝ち」なワケ、不快な気持ちを整理するとっておきの方法、優秀なビジネスマンがしているパニックを防ぐ方法とは、モノを捨てると執着心が薄らいでいく理由…など、
「つまりは気の持ちよう!」ではなく、
日本を代表する脳科学の先生が、科学にもとづいたノウハウを紹介してくれます。
なんだか方が軽くなったと感じる本です。
<印象に残った一文>
「現代人は中世の人が一生で得られる情報を1日で得ている。」