人文・思想: 2017年11月アーカイブ
トップアスリートから経営者、心の専門家まで
目次は次のとおりです。
1 心を整える準備
(自分の価値を信じる/自信を育てる/卑屈に逃げない/何歳からでも変われる/加点発想が強い心を育てる/自分を上手にのせる/なりたい自分を思い描く/脳を実現態勢にする/結果を急がない)
2 超一流たちの心の整え方
(落ち込んで立ち直れないときの心の整理術/イライラが収まらないときのストレス撃退のコツ/何もやる気がしないときのモチベーション回復の法則/「ここ一番」で力を発揮できるカンタン自己暗示術/漠然とした不安に襲われたときの感情整理法/心の疲れを解消するメンタルリフレッシュの秘訣/毎日を充実させるためのちょっとした習慣)
「心の持ち方」次第で人生は変わる。
天才も、カリスマも、みんな弱い自分を抱えている。
それでも彼らが前に進めるのは、心の整え方を知っているから。
ここ一番のときの準備から、ピンチの際の心の切り換え方、イライラ・モヤモヤを引きずらないコツまで、
超一流たちが実践している結果を出すための心の整え方を一冊にまとめまてあります。
いま必要な心のコントロール方法が必ず見つかります!
色々なヒントが詰まった本です。
<印象に残った一文>
「我も人なら、彼も人」
珠玉のエッセイ
目次は次のとおりです。
第1章 医者である夫の発病
第2章 再発、そして別れの準備
第3章 病気は人を変える
第4章 家族の感謝の言葉に包まれて
第5章 さまざまな逝き方がある
第6章 哀しみの回復途中
地域の在宅死にながく携わってきた著者は、
同じく医師である夫の癌宣告を受けて彼のサポートに専念する覚悟を決めた。
しかしともに医療の世界で生きる長年連れ添った夫婦であっても、
病は温厚だった夫の人格を変え、妻を周囲の生活を混乱させてゆくーー。
妻として、医師として、在宅で夫の最期を看取り、
深い喪失感から回復途中の心境をていねいに綴った珠玉のエッセイ。
これまでの看取りの経験を振り返りつつ、
患者家族の当事者となって知る哀しみと、
現実をみつめるなかで見出した希望を、前向きな筆致で語る書です。
色々な気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「他人が見ればささいなことでも、疲れきった心は針先ほどの刺激でバランスを崩すこともあるのです。」
全産業の“タテの壁”が溶けたこの時代の必須スキル
目次は次のとおりです。
第1章 1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
第2章 バカ真面目の洗脳を解け
第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
第4章 「自分の時間」を取り戻そう
第5章 自分の分身に働かせる裏技
第6章 世界最速仕事術
第7章 最強メンタルの育て方
第8章 人生に目的なんていらない
堀江貴文の多動力。何万もの仕事を同時にこなす究極の力!
あらゆる産業の?
タテの壁?
が溶けたこの時代には、業界の壁を軽やかに超えていく「越境者」こそが求められる。
そして、「越境者」には「多動力」が必要だ。
何万の仕事を同時にこなす堀江貴文氏が多動力の真髄を明かす書です。
色々なヒントが詰まっています。
<印象に残った一文>
「仕事というのは、「速度」よりも「リズム」なのだ。」
50余りの事例を紹介しつつ、巨大事故のメカニズムと人的・組織的原因に迫る
文庫 最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか (草思社文庫) [ ジェームズ・R・チャイルズ ] |
目次は次のとおりです。
より巨大に、より高エネルギーに
信じがたいほどの不具合の連鎖
スリーマイルアイランド原発事故
「早くしろ」という圧力に屈する
テストなしで本番にのぞむ
最悪の事故から生還する能力
大事故をまねく物質の組みあわせ
人間の限界が起こした事故
事故の徴候を感じとる能力
危険にたいする健全な恐怖
あまりにも人間的な事故
少しずつ安全マージンを削る人たち
最悪の事故を食い止める人間
現代における最も危険な場所の一つが巨大システムの制御室である。
原子力発電所、ジャンボ機、爆薬工場、化学プラント、核ミサイル基地…
技術発展に伴い、システムはより大きく高エネルギーになり、人員はより少なくて済むよう設計されたが、
事故が起これば被害は甚大になる。
巨大システムが暴走を始めたとき、制御室で人びとは何をするのか、何ができるのか。
最悪の事故を起こすシステムと、その手前で押さえ込むシステムとの違いは何か。
50余りの事例を紹介しつつ、巨大事故のメカニズムと人的・組織的原因に迫る書です。
色々な気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「ニアミスは真実を語る効力を持っている。」
自分を愛するコミュニケーション
目次は次のとおりです。
第1章 刑務所で学んだこと、話したこと
第2章 吉本興業で学んだこと、教えたこと
第3章 不安をとりのぞくコミュニケーション
第4章 自分を愛するコミュニケーションー刑務所特別授業
第5章 頭をやわらかくしてみよう!
第6章 人生はいくつになってもやり直せる!
「10歳の自分に会いに行く」。
人とのコミュニケーション力を身につける前に自分を知り、自分を愛し、そして、人を愛す。
不安が消えるコミュニケーション術は目からウロコの情報が満載です。
<印象に残った一文>
「心のキャッチボール」
イヤな気持ちがスーッと消えていく
目次は次のとおりです。
序章
(ココロってなんだろう?/「イヤな気持ち」がココロをつまらせる ほか)
第1章 緊張をゆるめてリラックスする
(窓を開けて風や光を入れる/雑音が開こえない耳をつくり、ぼんやりする ほか)
第2章 ココロを喜ばせる
(「今すぐ至福になれるリスト」をつくってみる/上を向いて大股で歩く ほか)
第3章 カラダからココロを整える
(足浴・手浴で、末端から全身を温める/「すっぴんの足」でいろんなところを歩いてみる ほか)
第4章 考え方、言葉を味方にする
(「ストレスはあってもいい」と思う/沈んだココロは「鏡」と「言葉」を使って変える ほか)
第5章 人間関係の悩みを手放す
(まずは自分との良好な関係を築く/イヤな気持ちを抱いたら、自分を見直す機会と考える ほか)
誰かの一言に傷ついたり、用事を抱え過ぎてイラついたり……。
「イヤな気持ち」を抱えてしまったときに役立つ具体的な方法をまとめて紹介してくれます。
心のゆるめ方、心の喜ばせ方、体から心を整える方法、思考法や言葉の工夫、円満な人間関係の育て方まで。
その時々の気分に応じて使える、副作用なしの“心の処方箋”を集めた一冊です。
色々なヒントが詰まっています。
<印象に残った一文>
「人は一日およそ6万個もの物を考えると言われ、実はその80%はネガティブなことだといいます。」
時空を超えたグランドパワー
シンクロニシティ 「意味ある偶然」のパワー [ 秋山 眞人 ] |
目次は次のとおりです。
はじめに シンクロニシティとの接近遭遇
第1章 知られざるシンクロニシティの正体
第2章 シンクロニシティを起こす方法
第3章 シンクロニシティ「秘密の法則」
第4章 シンクロニシティの読み方・解き方
第5章 人類の集合無意識とシンクロニシティ
第6章 メカニズムがわかれば、世界が変わる
第7章 シンクロニシティの未来、その活用法
布施泰和氏によるあとがき 科学の先にあるシンクロニシティと“神”の存在
秋山眞人氏からの提言 シンクロニシティが開く新しい智の地平線
「宇宙の見えざる手」があなたの人生をガラリと変える。
恋愛もビジネスもラッキーを引き寄せる「時空を超えたグランドパワー」
色々な気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「強く念じるのではなく、淡く思う方がいい。」
快適な「人間距離」のとり方
相手のこころを解きほぐす3つの方法を伝授!
精神科医 斎藤茂太がお届けする解決法実例集です。
上手な“人間関係"には適切な『人間関係(じんかんかんけい)』があります。モタさんの“人生教習所"で
快適な「人間距離」の取り方を学んでみませんか?
人間関係の問題について「こうしたらうまくいく」
「こう考えたらラクになる」というヒントを紹介してくれます。
「車間距離」を適度にとらないと事故につながってしまうように
人間にも「人間距離」のとり方というものがあるのです。
モタさんの快適な「人間距離」のとり方についてのヒントを明解な図解で紹介してくれます。
色々なヒントが詰まっています。
<印象に残った一文>
「人間にも「人間距離」のとり方というものがある」
「怒り」を具体的・論理的に解き明かす
目次は次のとおりです。
第1章 頭のいい怒り方、頭の悪い怒り方
第2章 仕事のシーンでは、こうすれば相手の怒りは鎮まる
第3章 「家族関係の怒り」をどうわかってもらうか
第4章 「社会への怒り」でカチンときたら
第5章 「怒りの正体」を知っておこう
第6章 「怒りの謎」はどう明かされてきたか
第7章 「カチン」を活かすか、振り回されるか
なぜ自分を押さえられないのかー。
「怒り」のメカニズムがこの一冊でわかる!
「怒りの正体」を知れば、「いい怒り方」がわかる!
精神医学の第一人者が、「怒り」を具体的・論理的に解き明かす書です。
色々なヒントが詰まっています。
<印象に残った一文>
「高齢になると怒りのコントロールが難しくなる」
「人生の見方」の向きを変える
目次は次のとおりです。
第1章 すべてがうまくいく心の持ち方
(頭の中のアルバムにイヤな記憶がたくさんある人は、今すぐ、いい思い出と取りかえよう。/人生における「イヌのフン」=苦難は後にあなたの人生を豊かで実り多いものにしてくれる。 ほか)
第2章 人生で本当に大切にしたいもの
(器は壊されても、またつくることができる。でも、中身の心が失われたら、取り戻すのはむずかしい。/いくらお金があっても、“思いやり”と“平穏な心”を持つ人にはかなわない。 ほか)
第3章 手放すことはコワイけれど、手放せばラクになる
(一度、手に入れたものは、ずっと自分のもの?どんなに愛するものも、いつか手放すときが来るのです。/ひとつ残らずとっておきたい?古いもので占領されていると、新しい幸運の入るスペースがありませんよ。 ほか)
第4章 人間関係の悩みがなくなる
(あなたがイヤなやつと思っている誰かも、あなたのことをイヤなやつと思っている。/欠点を指摘するときは、まずほめて、最後にまたほめるとうまくいく。つまり、サンドイッチ方式。 ほか)
第5章 不安のない穏やかな心でいるために
(「自分は誰よりもすぐれている」と思っていると、自分以上の人が現れたときに、困ってしまう。比べるクセはやめよう。/完全無欠な人間なんていない。欠点があっていい。それが当たり前で、美しい。 ほか)
32のユーモラスなショートストーリーから学ぶ、悩み、不安、怒りがラクになる人生の視点の変え方。
いちいち振り回されない。
欧米で110万部突破の、世界的瞑想の師によるベストセラーがついに日本初上陸!
知っていましたか?
実は、バナナは果柄を折ってむくより、先端をつまんでむくほうがはるかにラク。
「バナナの専門家」であるサルは、当然のようにそちらからむきます。
ですが、人間は・・・、果柄をポキっと折ってむく人がほとんど。
試してみればすぐにわかりますが、「サル方式」の方が、ずっとラクです。
同じように、悩みや不安や怒りは「人生の見方」の向きを変えると、
あっけないほどラクに解消することがあります。
著者であるアーチャン・ブラーム氏(仏教僧)は、いわば「悩みのもと」を取り去る専門家。
彼の語る32のショートストーリーには、私たちの心を軽くしてくれるユーモラスなエピソードが満載。
たいへんなことが起きてパニックに陥りそうなときも、
「こうも考えることができる」という広い視野と、
いちいち振り回されない落ち着いた心を与えてくれるのです。
目からウロコの情報が満載です。
<印象に残った一文>
「人を愛するということは、いつの日か、その人を手放すということ」
異色の2人が様々な視点で「生と死」について語る
目次は次のとおりです。
第1章 死の淵から
(「天国の門」が現れない!/モスクワで死を意識した日 ほか)
第2章 死の意味
(社会的な死が若者たちを追い詰める/犯罪者のねじれた心理 ほか)
第3章 死と生
(死を恐れないオランダ人/日本人の死生観とキリスト教的死生観 ほか)
第4章 死を想う
(いとこの自殺/一つの価値観だけでは人生をリカバーできない ほか)
第5章 死とともに
(沖縄では、魂は六つある/個人の人格や感情は、宇宙に回帰する ほか)
原因不明の病で心肺停止に陥った中村うさぎと、
「鈴木宗男事件」で社会的に殺されかけた佐藤優。
日本、宗教、社会、男と女…。
異色の2人が様々な視点で「生と死」について語る書です。
面白い切り口の本です。
<印象に残った一文>
「近代の刑法では、どんな犯罪も違法性認識が全くなければ罪に問うことは難しくなっています。」
ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学
目次は次のとおりです。
序ー切断論/第1章 生成変化の原理
第2章 関係の外在性ードゥルーズのヒューム主義
第3章 存在論的ファシズム
第4章 『ニーチェと哲学』における“結婚存在論”の脱構築
第5章 個体化の要請ー『差異と反復』における分離の問題
第6章 表面、深層、尿道ー『意味の論理学』における器官なき身体の位置
第7章 ルイス・ウルフソンの半端さ
第8章 形態と否認ー『感覚の論理』から『マゾッホ紹介』へ
第9章 動物への生成変化/エピローグー海辺の弁護士
全生活をインターネットが覆い、我々は相互監視のはざまで窒息しかけている
現代の「接続過剰」から逃走するチャンスはどこにあるのか?
従来「接続を推進する」ものと見なされがちだったジル・ドゥルーズの哲学を大胆に読み替え、
「切断の哲学」を提示した本書は、人間の弱さや「有限性」をこそ思考する、
世界的に特異な「生成変化論」です。
巻末には千葉=ドゥルーズ思想を読み解くための手引を付してあります。
異例の哲学書ベストセラー、文庫化。紀伊國屋じんぶん大賞2013/第5回表象文化論学会賞受賞。
<印象に残った一文>
「生成変化はその全面化によって自らを殺してしまうのである。」
人はなぜ「キレる」のか
激情回路 人はなぜ「キレる」のか [ R・ダグラス・フィールズ ] |
目次は次のとおりです。
第1部 激情反応
(突発的な暴力/激情の神経回路/トリガーは何か? ほか)
第2部 警戒警報
(正しいことをすばやくやる/脅威の風味/英雄と臆病者 ほか)
第3部 調和の道
(セックス、そして愛/争いに満ちた世界/回路を超えて)
穏やかな人が、突然キレて、暴力行為に及ぶことは珍しくない。
導火線に火がついたら最後、私たちの脳にある「殺し」のプログラムが作動するのです。
人間が我を忘れるのは、どのような状況においてだろうか。
それは、ピンチにおいて「火事場の馬鹿力」になりうるか。
常識では説明のつかない行動の意味を、スリリングに解きあかす書です。
目からウロコの情報が満載です。
<印象に残った一文>
「人間の脳には殺しのプログラムがセットされている。」