人文・思想: 2020年10月アーカイブ
-真の働き方改革とは何か?-
目次は次の通りです。
変わる企業と労働
第1編 20世紀型社会とは何か
ー産業資本主義における企業と労働
(資本主義と労働・法/企業はなぜ営利を追求するのか?/日本型雇用システムと日本型労働法)
第2編 21世紀型社会の到来
ーデジタル技術の時代
(デジタル技術が社会を変える/デジタル技術が働き方を変える)
第3編 21世紀型社会の課題
ー新たな規制をめざして
(デジタル技術が労働規制を変える/デジタル技術がもたらす新たな政策課題)
まとめにかえてー21世紀型社会と労働
労働が変わる!労働法が変わる!
コロナ後の世界における「労働」と「法」のあり方を法学的視点&経済史・思想史的視点から模索した。
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「21世紀型社会の発想は、労働を個人が共同社会に貢献する活動であるととらえ、その観点からみて必要とされるルールを考えていくというものです。」
心と脳に仕掛けられた「落とし穴」のすべて
目次は次の通りです。
第1章 陰謀論の時代ー古代ローマからソーシャルメディアへ
第2章 陰謀論が引き起こす重すぎる「害」-ヒトラーの虐殺から反ワクチンまで
第3章 陰謀論にハマった人の思考回路ー6つのスタイル
第4章 私たちはなぜこんなにも「陰謀好き」なのか?-信じる人の言い分
第5章 「誰」が陰謀論にハマるのか?-日常に潜む妄想の罠
第6章 知りたがりの心が"知識"に酔うときー賢い人ほど騙される理由
第7章 神話とそっくりな陰謀論ーストーリーの力が心を曇らせる
第8章 偶然の一致に耐えられないー点と点をつなぎたがる心
第9章 「意図探知機」と化す人々-こうして動機すらでっち上げられる
第10章 脳の気まぐれ「比例バイアス」-真実がときに不人気となるわけ
第11章 心はいつも「結果ありき」-「確証バイアス」で歪められる証拠
秘密結社イルミナティ、ケネディ暗殺の"真相"、アポロ月面着陸疑惑、反ワクチン運動、911の"真犯人"探し...人はなぜありえない陰謀論を信じ、フェイクニュースを鵜呑みにしてしまうのか?
頭脳明晰で知的な人ほど落とし穴にハマるそのわけを、10年以上陰謀論を研究する心理学者が解き明かす。
いろいろなヒントが詰まっています。
<印象に残った一文>
「陰謀論は、脳が生来生まれ持つバイアスやショートカットと共鳴し、私たちの最も奥深くにある願望、恐れ、世界や人々についての思い込みを利用する。私たちは生来疑い深い心を持っている。」
多くの人が知りたいと思う死後の世界についてのお話
目次は次の通りです。
第1章 死者と話すということ
第2章 亡くなった人は、すぐそばにいる
第3章 死者から届く言葉には生きるヒントが含まれる
第4章 私も順風満帆な人生ではなかった
第5章 残された人には幸せになる義務がある
第6章 うれしいことがたくさん起きる暮らし方
人は「病気」で死ぬのではなく、「寿命」で亡くなります。
逝った人たちはお役目を終えただけなのです。
著者はスピリチュアルテラーとして、亡くなった人からの声を届ける活動をしています。
「人間は死んだらどこに行くのか?」
「大切なあの人は今どこで何をしているんだろう」
誰しもそのように思ったことはあるでしょう。
幼少の頃から不思議な力を持ち合わせていたサトミさんが、多くの人が知りたいと思う死後の世界についてお話しします。
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「病気は「自分」と向き合うために与えられる。」
生と死をめぐる対話
目次は次の通りです。
第一章 「死ぬ」とはどういうことですか?
・在宅死が当たり前ではなくなった
・死んだら人間ではなくなるのか?
・自分の「死」について考えますか?
・インタビュー 養老孟司
第二章 解剖学者と外科医はどんな仕事ですか?
・解剖学者、外科医としてやってきたこと
・臨床医にならなかった理由
・インタビュー 小堀鷗一郎
第三章 「東大医学部」ってどんなところでしたか?
・二人が同じ「東大医学部」を目指した理由とは?
・教授選......出世競争は大変でしたか?
第四章 これからの日本はどうなりますか?
・自殺、終末期医療......死をめぐるさまざまな問題
・「老い」とはどういうことですか?
・医者の仕事って何だろう?
よく生き、よく死ぬために。
3000体の死体を観察してきた解剖学者と400人以上を看取ってきた訪問診療医。死と向き合ってきた二人が、いま、遺したい「死」の講義。
いろいろな気付きを与えてくれます。