人文・思想: 2021年2月アーカイブ
人間の知性を問いなおす
目次は次の通りです。
第1章 AIから見えてきた「人間の可能性」(羽生善治×養老孟司)
(「局面」で切れない自然をAIが扱えるか?/「脳化社会」の矛盾が明らかに ほか)
第2章 経済はAI化でどう変わるか(井上智洋×養老孟司)
(AIは格差社会を拡大させる/車社会とAI化はつながっている ほか)
第3章 AIから人間を哲学する(岡本裕一朗×養老孟司)(AIが哲学する日は来るのか?/概念を作り出すことが哲学の仕事 ほか)
第3章 わからないことを面白がれるのが人間の脳(新井紀子×養老孟司)
(AIに負ける子どもたち/ポピュリズムに利用されるインターネット ほか)
人工知能(AI)技術の飛躍的発展により、近年「AIが人間の知能を超える」と喧伝されるようになった。
しかし、そもそもAIとは何なのか、AIと人間の知性の違いはどこにあるのかー解剖学者養老孟司が、4名の知性と語り合う。
AIの発展がめざましい棋界に身を置く棋士・羽生善治、経済学者でありAI技術にも精通する井上智洋、著書でテクノロジーと人間のあり方を考察してきた哲学者・岡本裕一朗、人工頭脳プロジェクト「ロボットは東大に入れるか。」を進めてきた数学者・新井紀子。
AIの限界と日本の未来を語り合う、知的興奮に溢れる4つの議論。
今後の潮流を読むうえで参考になる書です。
<印象に残った一文>
「本当に自分に必要なものは何か、それを考えるのが大切だと思う。」
偏差値の高い女は幸せになれないのか?
目次は次の通りです。
1 恋愛
(私は松居一代のことを笑えない/跳べないハードルはない!と思ってきたけれど ほか)
2 好物
(シンデレラボーイ小室圭氏のはじめの一歩/谷岡郁子至学館学長のヒロイン妄想 ほか)
3 女の価値
(「男らしさ」「女らしさ」、それは太古の昔から続く巨大な遊戯/10cmヒールと長い爪で武装したら「未確認飛行物体」になっていた ほか)
4 結婚と制度
(女子アナにみる人生をあがるための結婚 働き続けるための結婚/菊川怜の結婚にみるトロフィーワイフ事情 ほか)
5 世のうねり
(木村花さんと「強い人」「弱い人」「繊細な人」/どこからセクハラ?本音と建前の混在について ほか)
偏差値の高い女は幸せになれないのか?
東大法卒→財務省→弁護士→留学→准教授で37歳、未婚。
恋に仕事に打ちこむほど、なぜかややこしくなる私の12ヵ月。
著者の本は多く読んでいますが、著者の素顔に知被ける本です。
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「神様はその人に耐えられるだけの試練しか与えないんだよ。」
人生をシンプルに正しい軌道に戻す9つの習慣
目次は次の通りです。
1 習慣ーいつもそうありたいと思うことを毎日実践しよう
2 マインドフルネスー忙しさから抜け出し、「今ここ」に意識を集中させよう
3 手放すー自分をしばっている執着を捨てよう
4 自分を愛することー自分自身をTo-Doリストに加えよう
5 ものの見方ー人生の試練に美点を見いだそう
6 行き詰まりから抜け出すー変化を受け入れ、必要に応じて行動しよう
7 モチベーションー内なる原動力を生かして前進をつづけよう
8 人間関係ー自分にふさわしい愛に満ちたつながりを育もう
9 幸せを取り戻すー自分を幸せにする人が実行していること
毎日の小さな一歩で、必ずうまくいく。
手放すこと、マインドフルネス、ものの見方、自分を愛すること、人間関係...。
NYタイムズベストセラー。『フォーブス』誌認定、月間200万PV米ブログ初の書籍化。
いろいろなヒントが詰まっています。
名著
目次は次の通りです。
第1章「人前で話す」ということ(Speaking in Public)
・誰かとおしゃべりをするのと、「人前で話す」ことの違いとは何か?
・「スピーチ・プレゼン」で必要なのは、「考える力」
第2章 人前で話すためのルール
・どんな話は聞きたくないか?
・長い話は嫌だ → 短く話す
・何を言いたいのかわからない話は疲れる → 結論から話す
・わからない話は途中で飽きる → わからない言葉は使わない
・本音で語ることの大切さ
・「うっかり剽窃」に注意
第3章 「あなたの話、ウラは取れていますか?」
・データ・統計の扱い方
・「おもしろい例」の落とし穴
・あなたのアイデアの「信頼」をます事例、話を広げる事例、「もし、だったら?」の事例
第4章 「プレゼンという有機体」をどう作り上げるか
・手順の重要性
・要点は多ければ良い、というものではない
・メインポイントを考えよう
第5章 「はじめ」と「終わり」がモノを言う
・日本人が苦手な、ice-melting
・最初の1-2分で、どれだけ聴衆を引きつけることができるか
・終わりに持ってくるのは「結論」?
第6章 たかがアウトライン、と侮るなかれ
・「ファースト・アウトライン」と「セカンド・アウトライン」
・ファースト・アウトライン 原稿を書く前の「マップ」をつくろう
・情報を重要度順に並べていく
・セカンド・アウトライン 原稿を書いた後の「サマリー」をつくろう
・話しの飛躍と論理の穴を見つける
第7章 話す目的別「伝え方の型」
・基本の型のつくり型
●情報を伝える(基本の型)
・モノを説明する型
・プロセスを説明する型
●説得するときの型
・説得の心理学
・「事実」の疑問から説得する
●特別なシチュエーションでの型
・自己紹介での型
・異動の挨拶の型
●少人数相手に話すときの型
第8章 よい聴衆になることが、よい話し手になる第一歩(Listening)
・話し手を途中で「値踏み」しない
・ただただありがたく拝聴=聞くこと、ではない
・「クリティカル」に話を聞く
「きちんと考えを伝えること」は人生最大の武器になるープレゼン、自分の意見に自信が持てる!
ハーバード大学、カリフォルニア大学など1300校以上の大学で20年以上使われている名著!
いろいろなヒントが詰まっています。