文学・評論: 2008年5月アーカイブ
サザエさんの生みの親の素顔
サザエさんの東京物語(長谷川洋子著)
<朝日出版社>定価1,200円+税
目次は次の通りです。
甘えん坊のいじわるばあさん
クラス会
福岡
父の死と上京
東京ショック
方向音痴
小石川の家
再び福岡
姉妹社の船出
戦後の銀座
元祖マスオさん
子育ては難しい
クリスマスの戦い
集中力にはご用心
旅先のプレゼント
町子姉の大病
あなた達も家族
イスラエルのたび
ひいじいさん
母の晩年
別れ
一人あるき
国税局
長谷川町子の実の妹が明かす姉の素顔と、
長谷川家の波乱万丈の暮らしを綴った初エッセイです。
言葉が凝縮された心に迫る随筆集
無所属の時間で生きる(城山三郎著)
<新潮文庫>定価438円+税
目次は次の通りです。
お叱りの手紙
日帰りの悔い
子猫とナポレオン
慶弔積立金なんて
ヴェネツィアと黒衣
組織を超え、光の中へ
自分を見物する心
東京での一日
一日四分割法
途方もない夢〔ほか〕
どこにも関係のない、どこにも属さない一人の人間としての時間
それは、人間を人間としてよみがえらせ、
より大きく育て上げる時間となるでしょう。
「無所属の時間」を過ごすことで、
どう生き直すかを問い続ける著者。
その厳しい批評眼と暖かい人生観は、
さりげない日常の一つ一つの出来事にまで注がれています。
人と社会を見つめてきた作家の思いと
言葉が凝縮された心に迫る随筆集です。
ホッとしたいとき
奇跡を起こすふれあい言葉(葉祥明著)
<日本標準>定価1,400円+税
目次は次の通りです。
手をふれる
手をつなぐ
手をにぎる
手をふる
手をあわせる
手をかざす
両手をひろげる
手でつつみこむ
手をおく
肩をだく
だきしめる
なでる
さする
せおう
ほおずりする
ささやく
みつめる
よりそう
ほほえむ
みまもる
みとる
葉祥明氏が贈る言葉の世界です。
とっても短い言葉ですが、
とてもほっとする本です。