文学・評論: 2009年12月アーカイブ

トラブル続出の旅日記

秘境添乗員(金木貴一著)
<文藝春秋>定価1,500円+税

目次は次の通りです。

第1章 秘境ツアーへようこそ
(「第四世界」バングラデシュの旅/アルジェリアは治安部隊がエスコート ほか)

第2章 僕が秘境添乗員になるまで
(ホームステイ先は「社会問題の博物館」/エジプト留学で究極の異文化体験 ほか)

第3章 いざ、戦火のイラクへ
(隣国ヨルダンで聞いたバグダッド陥落/自衛隊の通訳としてイラクへ ほか)

第4章 ニッポンの秘境・辺境
(国内秘境ツアーを始めた理由/秘境添乗員、教壇に立つ ほか)

灼熱の砂漠で迷子になり、
アジアの密造酒で酩酊し、
標高4000mの峠でヒッチハイク!

秘境専門のツアコンが綴る、
抱腹絶倒、トラブル続出の旅日記です。


一般観光地の添乗員と違い
秘境添乗員の仕事は想像以上のものでした。


著者には失礼かもしれませんが
いろいろなトラブルを楽しめる本です。


私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

毎日、ふと思う 8

都会の空にも、夕焼け(浅見帆帆子著)
<廣済堂出版>定価1,200円+税

大ベストセラー『あなたは絶対!運がいい』
『宇宙につながると夢はかなう』等

250万人の読者から支持された著者による大好評シリーズです。

毎日の何気ない生活をつづった日記ですが
時折とってもスピな話もあって
自然体で読める本です。

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

家庭小説の傑作

高慢と偏見(下)(ジェーン・オースティン著)
<岩波文庫>定価700円+税

オースティンにとっては「田舎の三、四軒の家族こそが
小説の恰好の題材」なのだといいます。

ベネット一家を中心とする恋のやりとりを描いたこの作品においても、
作者が最も愛したといわれる主人公エリザベスを始めとして、
普通の人々ひとりひとりの個性が鮮やかに浮かび上がrます。

若さと陽気さと真剣さにあふれた、家庭小説の傑作です。


各人の個人描写が丁寧に書かれている、
いかにも女性好みの作品です。


私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

オースティン(1775‐1817)の作品

高慢と偏見(上)(ジェーン・オースティン著)
<岩波文庫>定価700円+税

所はのどかなハーフォードシア。
ベネット家には五人の娘がいます。
その近所に、独身の資産家ビングリーが引越してきます。

―牧師館の一隅で家事の合間に少しずつ書きためられた
オースティン(1775‐1817)の作品は、
探偵小説にも匹敵する論理的構成と複雑微妙な心理の精確な描出によって、
平凡な家庭の居間を人間喜劇の劇場に変えます。


映画「秘められた恋」を観て読んでみたのですが、
論理的で繊細な表現力はすごいと思います。

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

文字・活字文化の継承

だから人は本を読む(福原義春著)
<東洋経済新報社>定価1,500円+税

目次は次の通りです。

第1章 私の読書体験
第2章 読書と教養
第3章 仕事は読書によって磨かれる

第4章 私が影響を受けてきた本
第5章 読書と日本人
第6章 出版・活字文化の大いなる課題

文字・活字文化の継承に向けた、
経済界随一の読書家からの提言です。


かなり硬い内容ではありますが、
得るところが多い本です。

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

もっと聞かせて!短いお話48編

五分間で語れるお話(マーガレット・リード・マクドナルド著)
<編書房>定価1,700円+税

目次は次の通りです。

第1章 参加型のお話
第2章 動物たちのお話
第3章 起源を語るお話

第4章 とっても短いお話
第5章 なぞときのお話
第6章 愛がテーマのお話

第7章 奇妙なお話
第8章 うまくだましたお話
第9章 考えさせられるお話

短いお話をもっとたくさん語りたい
…という読者の声にこたえて、
世界各国から集めたショート・ストーリー48編です。

『三分間で語れるお話』に続く、
短いお話コレクション第2弾です。

わが家では早速お風呂の時間に娘と交代で読みっこしました!

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

このアーカイブについて

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 7.0.1