文学・評論: 2012年9月アーカイブ
希望と勇気のメッセージ
【送料無料】スタートライン [ 喜多川 泰 ] |
今の自分にできることで、自分の価値を判断しちゃいかん。
5年後の自分の可能性を舐めるなよ。
「18歳のぼく」と「18歳のわたし」が
5年後に見つけた「将来」とは?
瑞々しい恋のストーリーとともにおくる
希望と勇気のメッセージ書です。
読みながらなんだか自分の高校生の頃に戻ってしまいます。
なんだか切なくなる部分がありますが、
人生の大事なことを思い出させてくれる本です。
<印象に残った一文>
「いい本と出会っても、自分が何もしなければ、出会っていないのも同じだ。いい本とであったら、必ず何か行動を起こして、この本とであったから今の自分があるという状態を作らなければならない。そうしたときに初めて、君にとっての、その本の勝ちが決まる。」
自由に生きる
【送料無料】常識にとらわれない100の講義 [ 森博嗣 ] |
目次は次のとおりです。
1限目 森教授の「新しい常識」論
(臍曲がりに見えるかもしれないが、常に素直に王道を選択している。/常識を疑わない人は、つまり素直でないからできるのである。 ほか)
2限目 マイナスを武器にする思考論
(頭脳にはサイズというものはない。変幻自在である。/計算をするとき大切なのは、誤算をすることを計算に入れておくことだ。 ほか)
3限目 王道を行く「型破り」仕事論
(切れない刃物ほど手応えは大きいものである。/仕事というのは、自分の趣味では成り立たない。 ほか)
4限目 孤独を楽しむ人間観察論
(敷居は低ければ良い、なんてことは大間違いである。/わかった振りをする人と、わからない振りをする人がいる。 ほか)
補講 「新しい常識」に気づく21の視点
(ピーナッツの茶色の皮を剥かずに食べられる、と最近気づいた。/よくもまあこんなところに大勢が住んでいるものだ、と思う。それが都会。 ほか)
理屈のない綺麗事ばかりの世の中で、
大切なものを見失いたくない人へ
夢、
仕事、
人間関係、
社会…常論ではなく正論。
流されない生き方。
疑わずに生きるつまらなさ。
自由な発想は心軽くしてくれます。
<印象に残った一文>
「『予定を未定にするか決定にするかは本人次第』なのである。」
勇気がわく本
【送料無料】いろいろあるさ生きてっからね [ 奥野敦士 ] |
1 「優しさ」の言葉
ー私の言葉はいつでもあなたのそばにいます
2 「逆境を越える」言葉
ー命は生きてりゃ痛いんだよ
3 「人生」の言葉
ーまた今日から、あなたの残りの人生が始まるよ
4 「感謝」の言葉
ー幸せを入れるポケットが心に生まれる
5 「夢をつかむ」言葉
ー未来はいつも自分の向いた方角にあるね
6 「生きていく」言葉
ー「いつか」っていう日はカレンダーに載っていない
7 「愛」の言葉
ー君の形を僕に重ねて、はみ出したところが僕の好きなところ
8 「仕事」の言葉
ー自分の限界を外す、やる気というスイッチが心の何処かにあるはずだ
9 「友情」の言葉
ー「一緒に頑張ろう」。世界で一番優しい言葉に聞こえる
10 「これが奥野敦士」
-オレには他人になる才能がないんだ
ミュージシャン、さらに俳優として活躍していた奥野敦士氏。
2008年、著者は不慮の事故によって頚椎を損傷し、
半身不随となった…。
生きてるだけ奇跡と言われて、
泣きに泣いた後で笑った。
どこまでも前向きに。
ひとつひとつの言葉に魂がこもった勇気をくれる本です。
<印象に残った一文>
「気持ちをごまかして、相手にぶつける悲しみが「怒り」。怒りはとてつもなく悲しいやつなんです。」
胸を揺さぶる、ドラマチックな自伝的小説
【送料無料】影の部分 [ 秦早穂子 ] |
忍び寄る戦争の足音、
大人たちのふるまいと隠された真実、
空襲、
敗戦、
そして飢え。
戦後の映画界になくてはならなかったひとりの女が、
東京ーパリを舞台に克明に描く、
その喜びと悲しみ、
そして決心。
胸を揺さぶる、
ドラマチックな自伝的小説です。
映画好きの方にはたまらない本です。
<印象に残った一文>
「パリは天使の住んでいる町じゃありませんからね。」