文学・評論: 2013年7月アーカイブ

自意識といびつな欲望を鋭く切り取った問題作

【送料無料】夢を売る男 [ 百田尚樹 ]

【送料無料】夢を売る男 [ 百田尚樹 ]
価格:1,470円(税込、送料込)

敏腕編集者・牛河原勘治の働く丸栄社には、
本の出版を夢見る人間が集まってくる。
自らの輝かしい人生の記録を残したい団塊世代の男、
スティーブ・ジョブズのような大物になりたいフリーター、
ベストセラー作家になってママ友たちを見返してやりたい主婦…。
牛河原が彼らに持ちかけるジョイント・プレス方式とは?
現代人のふくれあがった自意識と
いびつな欲望を鋭く切り取った問題作です。
人間心理を見事に描いた作品です。

<印象に残った一文>
「自社が主催している文学賞では、自社刊行本が半分くらい受賞しているんだ。」

私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

圧倒的青春小説

稲村に勝つため、階級転向を希望する鏑矢。
しかし監督はそれを認めない。
一方、優紀は「いつかカブちゃんと戦いたい」
その一心でデビュー戦に向けた練習を重ねていた。
選抜予選大会3日目、ついに鏑矢と稲村の対戦が始まる。
そして幼なじみ二人がグローブを重ねる瞬間がやってくる。
読んでいるうちに無性にボクシングがやりたくなってきた!(^^)

<印象に残った一文>
「危急存亡の時にはリミッターが外れて、能力いっぱいまでパワーが引き出される。」


私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

どんどん引き込まれる百田ワールド

天才的なボクシングセンス、
だけどお調子者の鏑矢義平と、
勉強は得意、だけど運動は苦手な木樽優紀。
真逆な性格の幼なじみ二人が恵美寿高校ボクシング部に入部した。
一年生ながら圧倒的な強さで勝ち続ける鏑矢の目標は
「高校3年間で八冠を獲ること」。
だが彼の前に高校ボクシング界最強の男、稲村が現れる。
どんどん引き込まれる百田ワールド!

<印象に残った一文>
「風が目には映らないように、少年の動きを思い浮かべることができなかった。」


私のサイトです。
よろしければご覧下さい。

このアーカイブについて

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 7.0.1