文学・評論: 2018年2月アーカイブ
石坂浩二氏の初の自伝
目次は次のとおりです。
第1部 俳優までの道程
(石坂浩二の誕生/大河ドラマ、そして浅丘ルリ子/金田一シリーズとなんでも鑑定団/役者とドラマの未来)
第2部 私のヒコーキ人生
(愛すべき複葉機たち/空を旅する飛行機たち)
シルバー世代の名優が初めて綴る芸能界のステキな話、あの女優、この監督、プライベートでの出来事…
そして趣味の飛行機への熱い想い。
演じることの悦びに浸り趣味と仕事を両立させる石坂浩二氏の初の自伝は、色々な気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「人は悲しくて涙流すときも、そして嬉しくて涙流すときも、誰かそばに居てほしいんだよな。」
~経理部の森若さん~
森若沙名子、28歳。経理一筋6年目。
仕事とプライベートはきっちり分けたいと思っている。
そんな沙名子に、広報課の室田千晶が相談があると言ってきた。
千晶は化粧品会社から転職してきた契約社員で、好感が持てるいい子だ。
千晶が来てからは、ショールームも飾り付けられ来客も増えた。
しかし彼女は、社内で浮いている。
一部女子社員からは嫌われてさえいて…?
どんどん物語の中にひこまれていきます。
経理業務の概要がよくわかります。
<印象に残った一文>
「人間関係についてはフラットである。嫌いなタイプも好きなタイプもないと思う。」