文学・評論: 2018年4月アーカイブ
夢を諦めないすべての男女に贈る夫婦の物語
目次は次の通りです。
「逃走の三月」
「反感の四月」
「奔走の五月」
「共感の六月」
「暴走の七月」
「直感の八月」
「迷走の九月」
「痛感の十月」
「並走の十一月」
「交感の十二月」
30歳、結婚3年め、共働き。
夫は本気で夢を追い始め、妻は違う男に惹かれ始めた。
会社のサッカー部が廃部になりくすぶっていた貢は、
大学の先輩から「カピターレ東京」で東京23区初のJリーグ入りを共に目指そうと熱心に勧誘される。
報酬ゼロなのに本気のサッカーへの誘いに心を動かされた貢は、「やります」と即答していた。
高卒で百貨店に入社して13年め、そろそろ子どもがほしいと考えていた綾は、
夫の突然の宣言に異を唱える。
特にイヤだったのは、相談ではなく事後報告だったことだ。
そんなときに知り合った客の天野と、二人で映画に行くことに…。
初めて訪れた危機を、田口夫妻は乗り越えられるのか!?
夢を諦めないすべての男女に贈る夫婦の物語!
色々な気づきを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「結婚は、それ自体が奇跡だと思います。人が人を認める。紙切れ一枚で他の誰よりも好きだと公的に表明する。表明してもらえる。それは人として大きな自信になります。」