文学・評論: 2018年8月アーカイブ
元気がでる人気ご長寿エッセイ、最新刊
目次は次のとおりです。
私は猫
意外とつかえる
公平ってこと
思い出の
風邪のセオリー
ひとつの心
富美加とゆりやん
マリコ、完コピ!
緊張とアクシデント
右の方を〔ほか〕
バカなことをやる時は、死のものぐるいで!!
還暦を過ぎても「威厳を持たず、ちゃらいおばさん」をモットーに、
パンチパーマの鬘に金のネックレスをつけ、死ぬ気でピコ太郎のダンスを踊る。
トランプ大統領の誕生、SMAP解散にハラハラしながらも、ついに人生の喜び・オペラの作家として舞台づくりに参加する。
美貌の政治家・女優の相次ぐ不倫スキャンダル、小池都知事について鋭く読み解き、母の死を静かに悼む。
時代の最先端を走り続けて衰えを見せない唯一無二の存在、原作執筆の大河ドラマ『西郷どん』放送にむけてますますパワーアップ。
いろいろな気づきを与えてくれます。
<印象残った一文>
「日本は「お心付け文化」」
この一冊で、千年の愛の秘密を読み解く
目次は次のとおりです。
序章 『源氏物語』とは何か
第1章 光源氏の誕生ー「源氏の君」の青春と恋の冒険の始まり
第2章 禁断の恋と紫の上ー藤壺との恋の成就と訪れた破滅の時
第3章 栄華の頂点ー六条院に繰り広げられる雅びな姫君争奪戦
第4章 六条院の暗雲ー女三の宮の降嫁が呼び起こした波乱と紫の上の苦悩
第5章 薫と匂宮ー宇治の姫君たちとの恋と終わりゆく物語
精緻な人間描写で、物語に永遠の命を吹き込んだ紫式部…
この一冊で、千年の愛の秘密を読み解く。
目からウロコの情報が満載です。
<印象残った一文>
「源氏物語には本当の幸福だといえる登場人物は存在しません。」
酒場での豊かなひと時を綴る
目次は次のとおりです。
松竹梅酒造 灘一 上撰原酒
森内酒店とスターレーン・ヴィンヤード"アストラル"
マルコポーロバー1 直純さんのレミーマルタンダブル・マグナムボトル
タローちゃんとバーボン オールドグランダッド114
先斗町『鳩』のお母さん1 プーさんと「親父」クルボアジェX.O.
黒龍1 石田屋
黒龍2 妖精の酒
マルコポーロバー2 バカルディ・カクテル"モモエ"
今里広記さん かねたなか/マルコポーロバー3 中村八大先生〔ほか〕
強い人、優しい人、温かな人、切ない人……。
今はもう会えない、懐かしい人たちとの、酒場での豊かなひと時を綴る、名エッセイです。
酒場の夜には、その数だけ「人と人」の優しい物語がある。
震災から再興したばかりの蔵から届いた〈灘一〉、
山本直純さんが豪快にふるまった〈マグナム・レミー〉、
大阪『ホテル・プラザ』の『マルコポーロバー』で出会った中村八大先生、
永六輔さんの忘れられない誕生会、
先斗町『鳩』のお母さんが褒めてくれた「関白宣言」、
十津川村でふるまわれた〈あまご酒〉、
『マルコポーロバー』最後の夜の一生忘れられない?み会……。
ゆったりとした気持ちになれます。
<印象残った一文>
「男と女は互いの鏡」