文学・評論: 2018年11月アーカイブ
大ヒットシリーズ『娼年』『逝年』続編
映画化(Rー18指定)で話題の「娼年シリーズ」最終章。
最後の、夜。ーー始まりはこのバーだった。
娼夫として7年もの歳月を過ごしたリョウ。
御堂静香の後を引き継ぎ、非合法のボーイズクラブLe ClubPassion(「クラブ・パッション」)の経営を一手に引き受けるまでに。
男性恐怖症、アセクシュアル…
クラブを訪れる女性たちにも様々な変化が。
リョウは女性の欲望を受けとめ続ける毎日の中で、自分自身の未来に思いを巡らせ始めた。
性を巡る深遠な旅の結末に、リョウが下した決断とは……。
いろいろな気付きを与えてくれます。
<印象に残った一文>
「人は幸福なら夢など見ないものだ。」